易占い 4・・・

さて、
運勢の鑑定についてです。
易占いは、「念じて占う」ものです。
ほかの占いのように、生年月日などは使いません。
あくまで、個人に対して、念じて出した卦による判断になります。
ですから、非常に的中率は高いと思われます。
運勢判断といいましても、
雑誌にあるように、来年の運勢は・・・と、長々と出てくるものではなく、
何か、目立った面が、予言のように出てくるものが多いと思われます。
(もちろん、すべてが、そうというわけではありませんが)
私の場合は、
今後、3ヶ月の運勢として、その前半、後半の二つの卦を出す
鑑定方法にしております。
たとえば、
「てんぷうこう」という卦の初爻が出たとします。
「きんじに、つなぐ。ゆくところあれば、きょうをみる。るいし、
まことするも、てきしょくす。・・・」
という言葉が書かれております。
占いとしての基本的な意味ですが、
「自分の考えていることが、正しくなく、それに、迷ったり、心ひかれたりして
事を進めても、後には、失敗したりするから、止まることが大切。
とにかく、こころが動くのであるが、決してそれに手をだしてはならない。」
そういう意味あいがあります。
この方は、何か、間違った道に進もうとしているのですね。
基本的には、「うまい話」でしょう。
女性であったり、ギャンブルであったり、よさそうな商品だったり。
もし、現在、こころ当たりがなかったとすれば、
近未来の運勢の鑑定ですから、
何か、おいしい話が持ちこまれる可能性があります。
十分、気をつけることが大切ですね。
まぁ、しかし、本人は、気づかないで、進めていく可能性もあります。
はたから見れば、それは止めた方がいいのに、
本人は、「何がいけないの?ふつうの話じゃない」と思ったりして。
(運勢の場合は、これがふたつ分の鑑定になります。)

(つづく・・・)